豊田市にある豊南ピアノ教室です♪♪
かなえピアノ教室では、ツェルニー30番に入ったころに
バッハインベンションを導入していきます。
バッハは他の作曲家の楽曲とは違い、独特なピアノ練習が必要になります。
まずは2声のインベンションから練習していきます。
まずはバッハを練習するにあたり、最初にすることは楽譜をよく読み理解することから
です。
バッハインベンションには必ず「主題」がでてきます。
「主題」が右手、左手、そして、主題は変形、展開し、絶え間なくでてきます。
どこからどこまでがフレーズなのかよく見極めて弾く必要があります。
私は楽譜に「主題」部分を書きこみしていました。
また対位法音楽は、横の流れを全体として常に把握していかなくてはならないので、
片手ずつのピアノ練習はとても重要になってきます。
片手だけでも音楽的に優れて聞えるのはバッハの素晴らしいところです。
横の流れが右手、左手、巧妙にからみあって音楽をつくっているので、勝手にテンポを
かえるとバッハの建築的な音楽が損なわれてしまうので、リズムやテンポを明確に
弾かなくてはいけません。
バッハは数学者に大変な人気がありますよね。
それはいかにバッハの音楽が緻密で計算されていて芸術的かを示していると思います。
1音たりとも無駄な音がないため、「主題」以外の音も決しておろそかには
できません。
「主題」をいかに表現するがが、最大の問題であるけれども、曲全体の構成は美しいので
何かをそこから感じ取って弾いていかなくてはいけません。
私もバッハをピアノで弾く時には、本当に数学の問題を解いに頭を使います。
常にどこをどうやって弾こうか考えながら弾いています。
ショパンや、ベートーヴァンなどメロディーを感じて、想いをぶつけながら
弾くのとは違い、情緒を抑えながら弾いていく・・というのがバッハですね。
音の粒はもちろん揃えなくてはいけないし、トリルや、テンポ、また「主題」を
意識する・・!
など、慣れるまでは、バッハはとても大変です。
それでも、一旦曲になれてしまえば、そこから、曲の美しさや、バッハの曲を弾く時に
感じる面白さ。。など味わっていただけるはずです。
かなえピアノ教室で一緒に頑張りましょう!
↓私が使っているバッハインベンションの楽譜・・
書き込みで真っ黒です・・
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